
釣り人によるアマモ場再生プロジェクト「発芽」を確認しました!
6月、アマモの花肢(種子)の採取を行い、フィッシャリーズ・フィッシャリーズ様のご協力のもと、約1か月間海水で保管しました。
7月、種子を選別し、最終的にビン5つ分の種子を確保。これらは山本釣具センター様のご協力のもと、5か月間冷蔵保存していました。
12月、潮位が低くなるタイミングを利用し早朝の暗いうちに集合して、麻袋に海砂と種を入れて海底に固定し発芽させる「麻袋による種まき」を実施しました。
そして今回、種まきしたアマモの様子を観察しに行ってきました。

結果は写真の通り、種をまいた麻袋はすべて流されずに残っており、そこから葉が出ていました。小さい葉が可愛い。

アマモ場造成のモニタリングには「コドラート法」を用いました。
50cm×50cmの枠を作り、その中のアマモの生育本数(密度)、アマモの葉長を計測します。
自分たちの手でまいた種から芽が出て、無事に成長しているのはとても嬉しいですね。
引き続き、アマモの成長を見守りたいと思っています。
今後の様子は、以下SNSでもご報告させていただきますので、ぜひチェックお願いします!