釣り人によるアマモ場再生プロジェクト〜種子取り編〜

釣り人によるアマモ場再生プロジェクト「花枝の採取」を行いました!

2024年6月6日、ブルーツーリズムのメンバー+当日ご参加いただいた釣り好きの皆さんと、樋合海水浴場にてアマモ場再生の活動を行いました。
今回は「種取り編」ということで、干潮のタイミングで海に入り、自生しているアマモ場から花枝を採取しました。
今回採取したアマモの花枝は大切に保管し、今後、種の選別(8月頃)、ポット移植(10月頃)などの陸上での作業を行い、その後大切に育てて成長を見届けてから、次の春に海に植える予定です。

アマモとは?

アマモは、浅い海の砂地に生えている海草です。ワカメやコンブといった海藻とは異なり、春には花が咲いたり、夏には種を作ったりと、陸上のイネに近い種類です。
アマモ場をはじめとする藻場は「海のゆりかご」とも呼ばれ、魚やエビ、カニ、イカなどの生息場所となったり、海水中の栄養塩を吸収して水質の悪化を防止したりと、生物生産や水質浄化に重要な役割を果たすことで知られています。

最後に

今回の活動にあたり、天草漁協さま、樋合海水浴場の管理者である上天草市さまには、活動の趣旨をご理解いただき、さまざまな面でご協力いただきました。ありがとうございました。

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