釣り人によるアマモ場再生プロジェクト「種子の選別」を行いました!
今回は種子選別編ということで、6月に採取したアマモの花肢から種を取り出し、選別する作業をブルーツーリズム委員会のメンバーにて行いました。
ゴマ粒ほどの大きさのアマモの種一粒一粒をピンセットで取り分けて、ビンに保管していきます。細かく地味な作業だったので見かけによらず大変でした、、、
今回選別したアマモの種子は大切に保管し、今後、ポット移植(10月頃)などの陸上での作業を行い、成長を見届けてから次の春に海に返していく予定です。
アマモの種は、ゴマ粒ほどの大きさです。
ピンセットで一粒一粒選別します。
種をビンに入れて大切に保管します。
アマモとは?
アマモは、浅い海の砂地に生えている海草です。ワカメやコンブといった海藻とは異なり、春には花が咲いたり、夏には種を作ったりと、陸上のイネに近い種類です。
アマモ場をはじめとする藻場は「海のゆりかご」とも呼ばれ、魚やエビ、カニ、イカなどの生息場所となったり、海水中の栄養塩を吸収して水質の悪化を防止したりと、生物生産や水質浄化に重要な役割を果たすことで知られています。
最後に
ブルーツーリズム委員会は、上天草市を釣りで盛り上げたいという釣り好きが集まった任意団体/非営利団体です。
今後も、アマモ場再生・釣りゴミ・マナー啓発など、さまざまな活動を行なっていきます。最新の情報は各種SNSなどでご確認ください。